勝利和解成立

神奈川フィル不当解雇事件(不当労働行為事件)は、2016年 4月8日午後9時過ぎ、中央労働委員会において、勝利和解を獲得し、解決しました。
 この日、午前10時半から始まった中央労働委員会における協議は、途中休憩を挟んで長時間粘り強く行われ、夜9時40分過ぎにようやく和解勧告書に双方が調印し、和解が成立しました。
 和解内容の詳細は下記「良くする会」と弁護団声明にある通り、楽団が不当労働行為を行ったことを認め、さらに解決まで長期に及んだことに対して遺憾の意を表明し、解雇を撤回する。そして、二人は調印日をもって合意退職するが、楽団がそれに相当する解決金を支払うというもので、高く評価されるものです。
 2012年4月12日の解雇以来4年間の闘いの成果ですが、杉本さん、布施木さんは協議の席上、楽団の不当な仕打ちとこの4年間の苦しみ、悔しさを述べました。
 この和解により、この解雇が不当労働行為であったことが確定したわけで、和解したとは言え、解雇に手を貸した神奈川県の責任は逃れることはできないし、楽団もこれまでの組合敵視の政策を改め民主的な運営を行う責任を負ったことになります。   

 従って、「神奈川フィルを良くする会」と労働組合の闘いはこれからともいえます。     
 署名やファックス要請、宣伝行動などにご協力を頂いた救援会員の皆様ありがとうございました。

東京高裁第一回弁論4月12日は、和解成立により中止

楽団側が和解案提示 2月29日が山場

2月12日に中央労働委員会で神奈川フィル解雇事件の和解協議が行われ、楽団側から和解案が出されました。
 協議は12月に続いて2回目ですが、楽団側から何の提示もなかったことから、組合は楽団側がまず案を提示すべきだとして楽団に和解案の出すよう求めました。
 そして和解案が提示されましたが、具体的に和解協議に入れるような内容ではないことから、組合としては検討できるような具体的な案を示すよう求めました。
 最終的に、「楽団側が和解案をさらに具体的にして今週中に組合に示す、組合はそれを検討して協議を進めるかどうかを2月29日までに回答する」ことになりました。
 中労委としては、この和解が成立するようであればもう一回協議の期日を入れ、その可能性が無ければ命令作業に入る意向です。
 従って、今週中に示される楽団側の和解案が検討に値するものになるか、今月末29日の和解協議で進展するか否かが大きな焦点といえます。
 楽団側が、検討に値する具体的な案を出すようさらに県知事宛のファックスを集中願います。

年度内に二人を楽団にもどそう


NEW 神奈川フィル解雇事件結審日、8月6日の横浜地裁での陳述内容です。

代理人・田渕弁護士の陳述
結審弁論・代理人.pdf
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原告・布施木さんの陳述
結審陳述・布施木.pdf
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原告・杉本さんの陳述
結審陳述・杉本.pdf
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横浜地裁 判決は11月26日に

    8月6日に結審

神奈川フィルを解雇された、杉本さん、布施木さんが解雇無効を求めて提訴した横浜地裁での裁判が2015年8月6日に結審し、判決日が11月26日(木)13時10分と指定されました。

この日、田渕弁護士が、それぞれの解雇理由が嘘であったことをのべ、この解雇理由に客観的合理性はなく、それは不当労働行為であり、楽団は現在も組合活動を敵していると陳述しました。

次に、原告の一人、布施木さんが、解雇理由が虚偽であったことに憤り得を覚えると述べると共に、解雇されて収入がなくなり年老いた親や難病の妻を抱えて辛い生活を余儀なくされている実態を訴えました。

最後に、杉本さんがこの解雇撤回の戦いの中で得たものが沢山あり、それが自分の演奏にふくらみをもたらしているし、著名な音楽家から自分の演奏を評価してくれて支援してもらっているのでとてもうれしい。年内、遅くとも年度内に楽団に戻って演奏し、神奈川フィルをよくしたいと陳述しました。

 これまで楽団が沼尻竜典指揮者の指摘があって二人を解雇したと言いながら沼尻氏が証人にもならず、陳述書も出てこなかったのですが、結審直前になって平成25年に彼が書いたという楽団員への指摘なる文書を証拠として出してきました。これに対して田渕弁護士がその卑怯なやり方を批判し、証拠として採用すべきでないと主張しました。

報告集会で挨拶する布施木さん(中央)左が杉本さん 右は田渕弁護士
報告集会で挨拶する布施木さん(中央)左が杉本さん 右は田渕弁護士

中央労働委員会の証人尋問日程決まる

中央労働委員会の第5回調査が7月28日行われ、10月9日に双方3人の証人について尋問を行うことが決まりました。

証人については楽団側も組合側も5人の証人を申請していましたが、横浜地裁で証言した人は尋問調書で判断できるとして双方3人の証人について1日で終わらせることになりました。

なお、楽団側が、杉本さんが関内駅の宣伝でコントラバスを弾いていた動画を証拠に出してその演奏が下手だと主張したことから、組合側から他の演奏動画を出すか検討を求められましたが、組合側は宣伝のための演奏を持ち出して評価すること自体ナンセンスなので取り合わないことにしました。

証人尋問の日程:10月9日(金)午後1時から6時ごろまで


地方自治法に基づく監査を請求


神奈川フィルの解雇事件の解決をめざし、「良くする会」は7月6日に本件の神奈川県の窓口である文化課に申し入れを行いました。この申し入れは、文化課の課長・副課長が替ったことや裁判で解雇理由が全て事実と反することが明らかになったことから、改めて県の責任で解決するよう求める為に実施したものです。
 当日は、神奈フィル分会の団体交渉が終わった組合役員も参加し、7名で文化課の佐藤課長と鎌倉副課長に申し入れました。また、神奈フィル演奏者の賃金を切り下げ、役員報酬だけが増えている実態を説明して、地方自治法に基づく監査をするよう求めました。

「良くする会」が第四回総会で確認

「杉本さん布施木さんの解雇を撤回させ神奈フィルを良くする会」は6月5日に横浜・関内ホールで第4回総会を開き、二人を楽団に戻す方針を確認しました。

 開会のあいさつの県労連・山田副議長、弁護団報告の田淵弁護士、会の経過と議案提案の杉田事務局長のいずれもが、横浜地裁で勝って中央労働委員会和解で二人を職場に戻すという展望を述べました。

 そのために、裁判所に世論を伝え公正な判決をしてもらうとともに、楽団側にこれ以上争議を続けるのはまずいと判断させる運動が必要との方針が確認されました。

そして、第五回総会を迎えることなく、勝利報告集会を開こうと呼び掛けました。

 総会後半は、神奈川フィル分会による演奏で参加者から大きな拍手を受けました。

10月9日に証人尋問決まる 中労委第4回調査

6月2日、中央労働委員会の第4回調査が行われ、本来この回で証人の採否を決める予定でしたが、楽団側が新たな証人を申請してきたことや5月28日の横浜地裁の証人尋問内容を精査しないと決められないとのことで、次回第5回調査(7月28日15:00)で、決めることになりました。

 なお、証人は確定していないにしても、尋問日程を決めておきたいとのことで、調整を行い、10月9日午後1時からとなりました。

 4か月も先になったのは労働委員会の予定や双方の代理人の都合ですが、中央労働委員会が横浜地裁の進行を考慮していることも背景にあると考えられます。

 この第4回調査で、公益委員からの組合への質問からすると、楽団側がコンサート会場前の宣伝をあたかもコンサートを妨害するためにやっているかのように言っているようで、どういう宣伝をやっているのか、だれが参加しているのかなどと委員から質問されました。

 組合側は、組合員は参加していないこと、コンサート開始の15分前には終了していると、節度を持って宣伝をしている旨報告し、むしろ楽団側が一参加者をビデオ撮影したり、警察を呼んだりして妨害している実態を報告しました。

 また、「団体交渉は何を議題にしているのか、解雇問題は交渉しないのか」との質問もあり、組合側は、月3千円のお祝い金の件で組合が賃金に組み入れることを求めていたが、楽団側がそれを認めず、年度をこしたので一切支給しないと言われたこと、団交で解雇問題を議題で申し入れているが、その件になると席をたってしまう、などを報告しました。

解雇の不当性が一層鮮明に!

 5月28日 原告二人と大石専務が証言

2012年4月に神奈川フィルハーモニーを解雇されたコントラバス奏者の杉本さん、布施木さんの解雇撤回を求める裁判で、5月28日原告等の証人尋問が行われました。

この日は、原告の布施木さんと杉本さんがそれぞれ、二人の解雇理由が嘘であることを明確に証言しました。

 布施木さんの解雇理由の一つは、沖縄での演奏で楽器到着が遅れたのに楽団側が必要な対応しなかった事に布施木さんが怒って抗議したことが「文化庁との間に信用問題を引き起こした」とされいたのですが、布施木さんが文化庁に行って聞いたところ、文化庁は「そのよな報告は一切なく、公演は問題なく行われたと報告を受けている」と回答したことが明らかにされ、解雇理由が嘘であることが明らかにされました。

 また、杉本さんの解雇理由に黒木主席奏者が退団したのは、黒木さんの席次を急に変えたからだというのがありましたが、布施木さんは黒木さんとのメールの記録を証拠として出し、ずっと以前から黒木さん納得の上で変わったのだと証言しました。

 演奏態度が悪いというのも二人の解雇の理由となっており、その一つに杉本さんに対し「椅子の背もたれに寄りかかるような態度で演奏している」ことがあげられていましたが、杉本さんは「私の椅子は背もたれがありません。寄りかかったら後ろにひっくりかえってしまいます」と証言し、傍聴席は大爆笑でした。

 二人の原告についで楽団側の証人として大石専務理事が証言しましたが、彼の証言はほとんどが「○○がそう言っていた」という伝聞であり、客観的事実と異なることを指摘されても「私はそう聞いている」と答えるだけでした。

 この日は48名の傍聴席に対し、61名が傍聴参加し抽選となりました。

 なお、この裁判の証拠調べはこれで終了し、次回8月6日に結審となります。

 下の写真は、裁判の後の報告集会。会場いっぱいでした。


 裁判の始まる前に裁判所前で宣伝行動。

 その前に、裁判所に署名を提出して要請。公正判決を求める署名は累計で3869人分が提出されました。

証人尋問始まる


楽団側証人の証言は大半が伝聞

4月28日に3人の証人尋問が行われました。この日の証人は組合側が当時分会長の只野晋作さん、楽団側証人として神奈フィルの別組合の大橋晃一書記長と県民ホールの副館長の中務晴之氏です。
 只野さんは、分会結成当時から楽団側の組合攻撃があり、団体交渉でその不当性を追求しているさなかに裏で着々と二人の解雇の準備が行われていたことを明らかにしました。
 楽団側証人の大橋書記長は、二人を解雇する意図をもって「音楽監督の指摘があった場合解雇できる」と改悪した就業規則について「良く覚えていない、就業規則を見ないと分からない」というありさま。そして、就業規則改悪に「組合として賛成したのではないか」との質問には言葉を濁すありさまです。さらに「二人の解雇によて楽団の雰囲気がとても良くなった」とぬけぬけと述べたのです。全体的に伝聞で二人を非難するもので、労働組合の書記長とは思えない証言が相次ぎました。
 最後が、中務氏で、沼尻指揮者が杉本さんや布施木さん等6人を指名してかなり興奮して「次から降り番にして欲しい」と言ったと証言。しかし、反対尋問で具体的に聞かれると沼尻指揮者はその6人に限らずたびたび不満を漏らしていたなど、彼の指摘が解雇するほどのものではなかった事が明らかになりました。

第8回弁論で意見陳述 2014年12月18日

報告集会で、左から布施木さん杉本さん
報告集会で、左から布施木さん杉本さん

12月18日、横浜地裁で解雇無効を求める裁判の第8回弁論が行われました。

この日は、裁判官交代に伴い、更新弁論が行われ、田淵弁護士と杉本さん、布施木さんがそれぞれ意見陳述をしました。

田淵弁護士は、本件解雇の理由が過去に決着済みの案件であるとし、中心的なものは、ありもしない演奏態度や技術の問題であり、それは労働組合を敵視して二人を排除せんがために持ち出したものだと述べました。

杉本さんは、楽団が楽員の待遇を切り下げるなど、組合を作った経緯を話し、組合結成後も不誠実な対応をしてきた楽団の実態を述べて、本件解雇が組合役員の二人を排除しようとしたものであると陳述しました。

布施木さんは、解雇以降、収入がなく難病の妻を82歳の母をかかえて、大変な困難な生活を強いられているし、2年8か月オーケストラでの演奏ができない状態が続き、その意味でも苦しいと、不当な解雇による被害の実態を訴えました。

この日までに、双方から証人申請が行われ、次回その採否を決めることになりました。

原告側の証人としては解雇された二人と、解雇された当時の組合役員、現役の組合員など5人を申請、楽団側は大石専務と音楽ユニオンの大橋氏を請求しています。

重要な証人となるべき、沼尻竜典指揮者について、楽団側は本人が海外に行っているので連絡がつかない・・・などと言い、傍聴席から失笑が聞かれました。

次回は2月19日(木)11:00です。

 当日のそれぞれの陳述内容は下記のPDFファイルでご覧いただけます。


田淵弁護士の陳述
更新弁論・代理人.pdf
PDFファイル 95.0 KB
杉本さんの陳述
更新弁論・杉本.pdf
PDFファイル 87.4 KB
布施木さんの陳述
更新弁論・布施木.pdf
PDFファイル 84.0 KB

裁判当日の朝、県庁前で「よくする会」の宣伝が行われました。

-30度の寒気団が関東近くまで南下している寒い朝、杉本さんは凍える手で演奏しながら訴えました。

ぬくぬくと知事室にいる黒岩知事は、この解雇された二人の苦しみを感じる心がないのだろうか。知事は、神奈川フィルの応援団を自称して理事を送り出して二人を解雇したのです。

10月29日 第一回中央労働委員会調査行われる

調査の内容を報告する田渕弁護士(左)
調査の内容を報告する田渕弁護士(左)

 神奈川フィル解雇事件で、楽団側が再審査申し立てを行いましたが、10月29日第一回の中央労働委員会の調査が行われました。

 この日は、当事者2名に、代理人6人と組合員、支援者等22名が参加しました。

調査は傍聴できないため、代理人と当事者含む補佐人の計12名がその席に臨みました。

 調査では地裁の進行状況、地裁での和解の提案はあるのか、杉本さん布施木さんが今も音楽活動できているか、解雇による組合活動への影響はどうなのか、などが審査委員から聞かれたとのこと。そして、田淵弁護士と杉本さん布施木さんがそれぞれ意見陳述をしました。その内容は,この解雇が組合を嫌悪したもので演奏技術問題はその口実に過ぎず、その指揮者の指摘なるものも主観的な評価に過ぎないというものです。詳しくは下記をご覧ください。

次回は、12月16日(火)11:00です。

陳述要酸(中労委第1回)・代理人.pdf
PDFファイル 92.7 KB
陳述要酸(中労委第1回)・杉本さん.pdf
PDFファイル 80.2 KB
陳述要酸(中労委第1回)・布施木さん.pdf
PDFファイル 80.5 KB

神奈川フィル解雇事件-第7回弁論

      裁判長交替で次回更新弁論

10月14日 神奈川フィル解雇事件の第7回弁論が横浜地裁で行われました。今回、阿部裁判長に代わって10月に着任したばかりの田中寿生裁判長となったことから、弁護側から「次回、更新弁論を行いたい。代理人と原告二人の陳述する時間をとっていただきたい」と進行についての意見をのべ、それが採用されました。

また、弁護側として次回までの証人申請するので次回証人を決定してもらいたいとの意向を述べ、楽団側代理人も異存はないことから、次回までに証人を申請することになりました。

 ただ、双方の証人とその意見陳述の内容を確認してから確定するとのことで、次回証人が確定するかどうかは確実ではありません。

 裁判長から、双方に「プロのオーケストラとして奏者にもとめられる労務の提供とは何かについてまとめたものを出してもらいたい」と要請がありました。

 次回は12月18日(木)11:00です。


神奈川フィル解雇事件で完全勝利命令

  7月24日 神奈川県労働委員会が不当労働行為認定

完全勝利命令を得て喜ぶ杉本さん(左から3人目)と布施木さん(その隣)と弁護団、支援者
完全勝利命令を得て喜ぶ杉本さん(左から3人目)と布施木さん(その隣)と弁護団、支援者

神奈川県労働委員会は7月24日、神奈川フィルハーモニー管弦楽団が杉本さん、布施木さんを解雇した事件につき、不当労働行為であると認定し、解雇無効、賃金支払い、謝罪文の掲示を命じました。
 この命令は、組合が求めていた救済命令を完全に認めたもので、これ以上の勝利はないというべき完全勝利命令です。
 神奈川県の黒岩知事は、自ら神奈フィル応援団を自称し、県は毎年2億円の援助金を神奈フィルに出し、楽団に理事も派遣して、この解雇を進めてきたのですから、黒岩知事の責任は重大です。
 「杉本さん、布施木さんの解雇を撤回させ、神奈川フィルを良くする会」はこの命令を機に楽団が再審査申し立てをすることなく、解雇を撤回するよう、楽団や神奈川県への要請を行うことにしています。


著名な作曲家も労働委員会へ要請

労働委員会へ上申書を出す安藤氏(左から二人目)
労働委員会へ上申書を出す安藤氏(左から二人目)

4月25日作曲家の安藤久義氏と支援組織の代表および杉本さん布施木さんは、労働委員会に要請を行いました。

この日は安藤久義氏と作曲家で東京音大の有馬礼子名誉教授の上申書を提出しました。両氏は、指揮者が演奏者を評価して解雇を促すなどオーケストラの世界ではあり得ない。有馬氏は「むしろ演奏家が指揮者の任免を決めるオーケストラがあるくらいで、この解雇は他の狙いがあるとしか思えない」と述べています。

 安藤氏は、「労働委員会を傍聴してきたが、この解雇は労働組合を敵視してその弱体化をねらったものであることがはっきりした」と明確に述べています。

 お二人の上申書全文は下記ファイルをご覧ください。

安藤上申書.pdf
PDFファイル 1.7 MB
有馬上申書.pdf
PDFファイル 1.2 MB

神奈川県へ要請--県の責任重大

県へ要請する支援の代表
県へ要請する支援の代表

神奈川フィル解雇事件の背景に神奈川県が大きくかかわっています。毎年2億円前後お補助金をだし、杉本さん布施木さんの解雇を決めた理事会に神奈川県から局長を送っているし、黒岩知事自ら「応援団」を名乗り出て「ブルーダル基金」を集めているくらいです。

したがって、二人の解雇に大きな責任があります。

支援組織「神奈フィルを良くする会」は、県への申し入れを続けていますが、4月8日には窓口である文化課に申し入れを行いました。

県の対応は「外部組織の内部管理事項」だとして、県は関係ないという態度でしたが、この日に対応した文化課長は4月に就任したばかりで、良くわからないからと、「文書を読ませていただいて検討します」と回答しました。

二人の解雇の数年前から弁護士と相談して解雇を正当化するために、就業規則を改定したり裁判でまけないようにどうしたらよいか相談してきたことが榔ど委員会審問で明らかになっている以上、それらを決めた理事会に県の局長が出席しておきながら「外部組織の内部管理事項」などという言い逃れは県民に通用するものではありません。

地位確認訴訟の第四回弁論開かれる

関内駅前で演奏しながら訴える原告
関内駅前で演奏しながら訴える原告

4月8日、横浜地裁で解雇撤回を求める裁判の第四回弁論が開かれました。

この日は、楽団側の準備書面(原告の意見に対する反論)が提出され、それにたいする若干の弁護側の質問が行われて終わりました。

 次回は、6月17日(火)午前11時で、楽団側の準備書面に対する原告の反論書について意見陳述する予定です。

 この日に出された楽団側の準備書面は、労働委員会での主張と変わらないものでした。下記写真は報告集会で、報告する田淵弁護士。

右の写真は、裁判当日朝、関内駅でコントラバスを演奏しながら訴える杉本さん、右が布施木さん。

神奈川フィル労働委員会結審

2014年3月5日、杉本さん、布施木さんの解雇をめぐる不当労働行為救済申し立ての神奈川県労働委員会が結審しました。

この日、代理人弁護士の田渕弁護士と石崎弁護士がそれぞれこの解雇理由のの不当性と、解雇のねらいは労働組合を敵視してその弱体化を狙った不当労度行為であると陳述しました。

 続いて、布施木さんと杉本さんがそれぞれ結審にあたっての思いを述べました。

布施木さんは、解雇されてからやがて2年になろうとしているが、奥さんが難病指定の病気で生活もままならない日々を送らざるを得ず、大変苦しい生活を余儀なくされている実態を述べ、それでもこのような不当な解雇は納得できないとして、公正な判断を求めました。

 杉本さんは、解雇される前に組合活動を熱心にやったことも、解雇以降もその撤回を求めて闘っているのも、神奈川フィルを良くしよう、演奏者の労働条件を良くしようと思ってのことなので、楽団に戻るために労働委員会の救済命令をだしてもらえば、それを力に職場にもどるので、ぜひ救済命令をだしてもらいたいと述べました。

 1年8か月続いた労働委員会の審査はこれで終わり、5月中には命令が出されるものと思われます。

神奈川県の責任重大----県に申し入れ

訴える杉本さん
訴える杉本さん

「杉本さんと布施木さんの解雇を撤回し神奈川フィルを良くする会」は、2014年3月5日、不当な解雇を撤回させるため神奈川県と横浜銀行に要請に行きました。

神奈川県は、神奈川フィルに理事を送り多額な助成金を拠出しており、二人の解雇を決めた理事会にも県から派遣されて理事が出席していることから、この解雇事件に大きな責任があります。

しかし、県は本件での申し入れのアポイントに応じず、申し入れ文書も受け取らない対応を続けています。

この日は、担当の「文化課」に直接赴き、公開質問状を手渡しました。その内容は県がこの解雇問題を「外部団体の内部管理事項である」として一切話し合いに応じないのはなぜかというものです。

 神奈川県は、自から「神奈川フィル応援団」と称し、黒岩知事自から応援団長役を努めているのです。そして、文化課の事務室は、下の写真のように、まるで神奈フィルの事務所かと見紛う程にポスター、チラシ、グッズ だらけだ。他の様々な文化的イベント・組織があるのに、これでは神奈フィルの為の組織と言っても良いくらいで、とうてい公平・中立の県民の為の課とは言えません。 

そこまで、神奈川フィルべったりにもかかわらず、解雇問題になると頑なに話し合いを拒むのは、正に県がこの解雇に関与している証左に他なりません。

神奈川フィル応援団の文化課、しかし解雇問題はシャットアウト
神奈川フィル応援団の文化課、しかし解雇問題はシャットアウト
文化課のいたるところに神奈フィルグッズ
文化課のいたるところに神奈フィルグッズ

地位確認請求の裁判で解雇理由の不当性を主張

沖縄問題を説明する布施木さん
沖縄問題を説明する布施木さん

1月30日(木)、横浜地裁で神奈川フィルを不当に解雇された杉本さん、布施木さんの地位確認請求訴訟の第3回弁論が行われました。

この日は、原告の請求に対して楽団側が解雇理由の正当性を主張して来たことに対する反論の準備書面を提出し、田渕弁護士がそれにそって意見陳述しました。

楽団側の反論は、①二人の演奏能力が低く、演奏態度が悪いこと②楽団の呼び出しに応じず始末書も提出しなかったこと③沖縄公演で布施木さんが、自分の楽器が到着しなかったことに文句を言ったことです。

 しかし、①については、二人がこれまで多くの著名な指揮者のもとで演奏してきており、全く根拠のないこと、②は組合が組織として団交などで交渉して、すでに決着済みで解雇理由にならないこと、③も何ら問題がなかったことで、既に解決済の事で、何年もたってからそれを理由に解雇するのは極めて不当なものです。

 田渕弁護士はその点を短時間で明確に指摘し、傍聴者からも「不当性が良く分かった」との声も聞かれました。

 裁判の後に開かれた報告集会で、布施木さんの沖縄問題というのをもう少し説明してほしいとの質問があり、布施木さんが、ベニヤで出来たおもちゃみたいな楽器で弾けと言われて「ベニヤだよベニヤ」と言って楽団側の責任を追及したこと、プロとして、ちゃんとした音が出ない楽器で演奏させられるのは屈辱であるとの話しまし、参加者は布施木さんの主張の正当性に改めて納得しました。

関内駅前で演奏しながら訴え

1月30日、「杉本さん布施木さんの解雇を撤回し神奈フィルを良くする会」は関内駅前で宣伝を行いましたが、その場で杉本さんがコントラバスを演奏しながら訴えました。駅から出てきた人が何だろうと立ち止まって聴いたり、ビラを手にするなど他の訴えに比べ大きな反響がありました。

 その動画がユーチューブにアップされています。

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労働委員会がいよいよ結審に

 神奈川フィル解雇事件の労働委員会調査が1月14日行われ、労働委員会から組合と楽団側に求釈明文書が出され、それに対する回答を2月4日までに提出し、3月5日に結審にすることが決まりました。  

 当初2月28日が結審日となっていましたが、委員会側の都合で3月5日(水)10時からと変更になりました。 

 代理人弁護士によれば、労働委員会の求釈明は、ほとんどが主張内容の日時や根拠になる文書の有無などで、命令内容を左右するようなものではないとのことです。  

 前回の労働委員会調査で、組合側から楽団側の不当労働行為意志が明確に書かれている理事会議事録を提出しましたが、この間、楽団はそれに対する反論準備書面を提出しました。 

 前回、楽団側弁護士はこちらが理事会の議事録を提出したことに対して、今頃そんなのを出すならこっちだって反論の証拠を出すような強気の発言をしていましたが、この間に出された楽団の反論準備書面は、組合を敵視して手を打つという旨の発言をなんの根拠もなく「問題になるものではない」とか言い訳に終始するものでした。

 二人を支援している「神奈川フィルを良くする会」は、この間の審問で楽団側の不当労働行為は鮮明になったとして、命令前にも解雇を撤回するか、命令後再審査申し立てをすることなく解雇を撤回させるために、運動を強めることを確認しています。特に神奈川フィルに最大の補助金を出している神奈川県の責任は大きいとして、神奈川県に早期解雇撤回を求める県民の声を届けていくことにしています。

 当日の報告集会でも、布施木さん杉本さんも解雇撤回のない解決は有り得ない、生活も大変だけれど職場に戻るまで頑張るとしっかりとした決意を述べました。

 写真は、報告会での弁護団と当事者(右から杉本さんと布施木さん)。

X'mas サンクスコンサートに330人

12月13日、「杉本さん、布施木さんの解雇を撤回させ神奈フィルを良くする会」主催による「クリスマス・サンクスコンサート」が戸塚区民文化センターホールで開かれました。  昨年のサンクスコンサートは、選挙と重なって参加者が少ない状況でしたが、今年は総勢330人の参加で、にぎわいました。  演奏も、混声合唱が入ってハレルヤコーラスが歌われるなど、多彩な曲が奏でられて、多くの人が「良かった」「感動した」との感想を寄せています。

写真上は合唱団も入って杉本さんが指揮してのハレルヤコーラス。

下左は杉本さん、右は布施木さん。

労働委員会で不当労の明確な証拠提出

******  12月3日の審問で、結審は2月28日10:00に変更****

左から田渕弁護士、杉本さん布施木さん、中村弁護士
左から田渕弁護士、杉本さん布施木さん、中村弁護士

 12月3日、神奈川県労働委員会で審問が行われ、弁護側から新たな証拠を提出し、田渕弁護士が意見陳述をしました。

新たな証拠は、平成22年3月の評議委員会議事録で、解雇された二人が加盟していた労働組合を敵視し、「楽団の存続をかけて対応しなければならない、近々具体的対策をとる」というものです(先日裁判に出したもの)。

 これを受けて、楽団側の代理人は「時期に遅れた攻撃・防御で、証拠として認めるべきでない」と主張したましたが、審査委員長が「証拠は基本的に結審するまで出しても良いし、この証拠は重大な内容なので証拠採用する。被申立側でこれに対して意見があれば出してもらえば良い」と楽団側代理人の主張を認めませんでした。

 今回新たな証拠を出したことから、委員会からの求釈明は当初結審日と指定していた1月14日に行い、結審は2月28日(金)午前10:00となりました。

評議委員会議事録で不当労が明確に

解雇無効を求める本訴第二回弁論開く 2013年11月28日

裁判所前の宣伝行動
裁判所前の宣伝行動

 11月28日、杉本さん布施木さんの解雇無効を求める裁判の第二回弁論が横浜地裁で開かれました。

 この日は、朝10時から約1時間裁判所前で宣伝し、11時から502号法定で弁論が行われました。傍聴席いっぱいの傍聴者を前に、田渕弁護士が新たな証拠に基づき、この解雇が組合つぶしを狙った解雇であることは明白であると陳述しました。

 その新たな証拠というのは、杉本さん、布施木さん達が公務公共一般労働組合を作った8ヶ月後の2010年3月の楽団の評議委員会議事録ですが、そこには二人が加盟した組合は「現実的でない法律に基づいて作られ組合で、共産系の組合である」ので「楽団の存続をかけて対応していかなければならない、近々具体的方策をとる」との組合対策が話されているのです。

 その評議委員会以降、団交無視など組合敵視、杉本さんなどに休演命令がだされるなど、まさに具体的に組合つぶしの手が打たれてきたのです。

 田渕弁護士の陳述の後に、今後の進行がはなされ、1月20日までに楽団側の陳述書に対する原告の意見書を提出することになり、次回弁論は1月30日(木)11:00となりました。

 

‡   X'mas Thanks Concert

    神奈川フィル分会が戸塚で本格的な演奏会

 「杉本さんと布施木さんの解雇を撤回させ、神奈川フィルを良くする会」主催により、神奈川フィル分会が12月13日に、日ごろの支援に感謝を込めたコンサートを開きます。

 今回は、クラーク、ロッシーニ、ヘンデルなど本格的な演奏で、作曲家・安藤久義さんがこのコンサートの為に作曲した「地上に平和を」も披露されます。

 もちろん、クリスマスにちなんだ曲も演奏します。

 会場は、JR戸塚駅と続いている新しいホール「さくらプラザ」です。

 前売り券は、救援会でも扱っています。

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つじつまの合わない金聖響指揮者の証言

            10月17日の労働委員会尋問

  1. 神奈川フィルハーモニーの解雇事件で、10月17日午前10時より、労働委員会の審問が行われ、証人として常任指揮者の金聖響氏の尋問が行われました。
     全体として、クラシックオーケストラの常識の部分は弁護側の主張を認めながら、解雇された杉本さん、布施木さんの事になると、その常識の事なのに大問題であるかのような供述をし、傍聴席から失笑がでるほどでした。
     例えば、指揮者と奏者の関係について、双方が指摘しあうものだと言って「私なんか奏者からしょっちゅう言われている」と自ら言いながら、リハーサル中に布施木さんが「そんなの出来ないよ」と言った事をさして、「このまま放って置くと楽団の為にならないと判断した 」というありさまなのです。
     さらに、「布施木さんがそう言ったのですか」との弁護士の質問に「口の形やそぶりからはっきりそう言ったと思う」と言うのだから、証言のいい加減さがわかるというものです。
     しかも、金聖響氏の文書には「お客様にとっても目に余る」とあるが、それがあったと言うのはリハーサル中だと言うので、弁護士が「リハー...サル中の態度が何でお客様にとっても目に余るのですか」との質問に「そう言うやる気のない態度が……」と訳の分からないと返答したのですから、なにおかいわんやです。
     杉本さん、布施木さんがプロの演奏家として問題があるという一つの理由として、金指揮者の目を見ない事が問題だと言いながら、「多くの奏者が殆ど見ていないが、指揮者の動きは分かる、中には目をつむって演奏する人もいるし、楽譜に集中して弾いている人もいる」(要旨)と言うのだから、呆れてしまいます。
     こんな出鱈目な理由で二人は解雇されたのですが、本当は、彼らが労働組合活動を熱心にやっていたからなのです。
     最後に、弁護士が「他のオーケストラで、そう言う理由で解雇された例が有りますか?」と聞くと、金指揮者は「海外なら有りますが、日本では有りません」と答えましたが、それほどこの解雇は異常なのであり、この日の尋問で、組合敵視による解雇であることが一層鮮明になりました。

本訴第一回弁論で代理人と二人が陳述 

裁判所前で訴える杉本さん
裁判所前で訴える杉本さん
9月26日、午前11時より横浜地裁で解雇無効を求める本訴の第一回弁論が開かれ、解雇された布施木さん、杉本さん、それに代理人の田渕弁護士がそれぞれ約8分程度意見陳述をしました。  布施木さん、杉本さんは入団当時まだ楽団としての体制が確立していないなか、何から何まで全部自分たちでやって演奏会を成功させてきたことなど、30年間神奈川フィルハーモニー楽団の発展のために寄与してきたことを述べ、昨年4月に解雇されるなど考えもしなかったと述べました。  
裁判所前で訴える布施木さん
裁判所前で訴える布施木さん
そして、解雇理由はいずれも根拠のないものだが、中でも許せないのは「演奏技術や態度に問題がある」という理由で、自分たちは30年間そのような指摘は指揮者からも同僚の奏者からも一度も受けていないし、通常問題があれば指揮者が本人に指摘するものだが、自分たちは指揮者からなんの注意も受けておらず、楽団が指揮者の指摘があったと言うだけで、到底信じられない。そもそもそんな理由でオーケストラの奏者が首切られるなどあり得ないことで、そんな解雇を認めたら日本中のオーケストラで、奏者が自由に首切られることになる、と怒りを込めて陳述しました。  続いて、田渕大輔弁護士が、二人が楽団員の労働条件改善のために組合活動を熱心にやっていて、楽団はその組合の為に赤字になったと主張して、中心人物の二人を解雇したものであること、演奏能力がひくいなどは楽団が解雇するために言っているもので、労働委員会の審問などでもその指摘なるものが事実でないことは明らかになっていると述べました。それぞれの陳述要旨は下記のファイルをご覧ください。
田渕弁護士の陳述要旨
tabuchi.pdf
PDFファイル 21.9 KB
布施木さんの陳述要旨
fuseki.pdf
PDFファイル 19.6 KB
杉本さんの陳述要旨
sugimoto.pdf
PDFファイル 20.8 KB
9月26日弁論の後の報告集会で挨拶する杉本さん
9月26日弁論の後の報告集会で挨拶する杉本さん

  

楽団側証人しどろもどろ---労働委員会審問で

大石専務理事らの証言で、組合の弱体化の為に解雇を狙っていたことが鮮明に

2013年9月2日、神奈川フィル解雇事件の労働委員会で3回目の証人尋問が行われ、この日は楽団側証人として、ユニオン(別組合)の船山嘉秋氏と、元楽団事務局長の長塚義寛氏、専務理事の大石修治氏の3人が尋問を受けました。

 当初の審問予定は1時半から5時半の予定でしたが、終わったのがなんと7時半、予定より2時間も長引きました。その主な原因は、楽団側証人が組合側代理人(弁護士)の質問にまともにこたえず、質問と関係ない持論をながながとのべるとか、肝心な部分になるとしばらく沈黙して答えないことによるものです。

 証人が答えられないで沈黙していると、楽団側代理人が答えてしまう場面も何回かあり傍聴席から抗議の声も度々出されました。

 楽団側代理人の補足質問で、証人に楽団側の意図に沿った証言をさせるために何度も同じ質問をしても意図した証言がなされないために、代理人が自ら答えてしまう(証言してしまう)場面もあり、傍聴席から猛抗議、これにはさすが審査委員長(公益委員)も注意せざるを得ませんでした。

 

 この日の証言で、解雇理由となっていた黒木さんの退団問題、沖縄問題のいずれも労働組合活動の問題で、杉本さんや布施木さんの個人の問題ではないことを認めざるをえませんでした。

 また、解雇理由の柱になっている「指揮者からの指摘」なるものは、きわめたあいまいで、供述を二転三転させ、到底信用できるものではありませんでした。

 例えば、これまでの公式の文書では、二人の「ピッチカートが外れている」と沼尻氏から指摘されたとなっていましたが、この日の証言では「そうは言っていない、奏法がなっていないと言われた」と証言し、奏法とは具体的にどういう部分なのですかとの質問に「私は専門家でないのでわからない」といい、さらに演奏技術のどこに問題があったと言われたのかと追及すると「演奏態度に問題がある」「やる気がない態度」といい、最後には「かもしだす雰囲気に問題がある」となりました。

 同じコントラバス奏者の津島氏は「反省しているから」と出演停止命令を解除したとのことですが、このような指摘で何をどう反省しろと言うのでしょうか。

 また、2012年3月8日の第一回評価委員会で、大石専務からの付議文書には指揮者からの指摘が解雇理由に入ってないことが指摘され、「指揮者からの指摘」なるものは問題外であったことを認めざるを得ませんでした。 

● 次回10月17日に金聖響指揮者が証人に

この解雇で「指揮者からの指摘」が問題になっていることから、組合側は常任指揮者の金聖響氏と客員の沼尻竜典氏を証人として採用するよう求めていましたが、楽団側から金指揮者の証人申請がだされたことから、次回金指揮者の証人尋問が行われることになりました。  金指揮者が、楽団側の立場に立っての証言をするわけですが、楽団の主張する解雇理由を認めるような虚偽の証言をすることになれば、彼の指揮者生命は終わることになるでしょう。  次回日程は    10月17日(木) 午前10:00-12:00

◆ 神奈川フィル解雇事件で横浜地裁に提訴 8月1日

神奈川フィルハーモニーを解雇されたコントバラバス奏者の杉本さんと布施木さんは8月1日、横浜地裁に解雇撤回を求めて提訴しました。

写真は、横浜地裁に入る原告と弁護団、支援者です。

2013年8月以前の記事はアーカイブ版に移動しました。こちらでご覧ください。